2010年2月26日金曜日

collective vol.20のお知らせ

みなさんこんばんは!長い冬が終わり、ようやく春が近づいてきていますが、
collectiveでもようやく次の開催をお知らせできるようになりました。

ついに20回目を迎える次回は2010年5月1日(土)の開催。
いつもと同じく大阪南森町/北浜のイベントスペース雲州堂にて16:00から。
電車で帰れる時間で、ライトなものからディープなものまで各種グルーヴミュージックに浸り踊れて1000円です。
雲州堂併設のダイニングIOR?Iの食事も楽しんでください。

また詳しくはこちらに告知します。


collective vol.20
2010/5/1 (sat) 16:00 - 22:00
at eventspace雲州堂
http://iori-unshudo.com/pc.htm

2010年2月4日木曜日

highly recommended podcast

みなさんは4 heroがお好きでしょうか。僕は1998年の2 pagesという壮大なコンセプトのアルバムを聴いてからずっと虜です。90年代の中ごろには、当時日本が世界に誇るテクノ・レーベル、sublimeからリリースもしていました。90年代に活躍したアーティストの多くが2000年代に入ると失速するなかで、4 heroは別格。常にイノベーティブな仕事をしてくれます。

4 heroはご存知の通り、degoとmarc macの2人組。僕の勝手な理解では、degoは卓越したビート職人。2000年頃からUKのダンスミュージックシーンを席巻してきたbroken beatの複雑かつ絶妙なビートの考案にdegoが果たした役割は絶大でしょう。4 heroだけでなく、bugz in the atticのキーボーディストとしても知られるkaidi thatamとのユニット、2000 blackやshilhouette brownでも最高のビートを提供しています。

一方、marc macといえば、visoneersという名義で90年代の米ヒップホップ賛歌ともいえるアルバムをリリースしたことが記憶に新しいですが、僕の解釈でいえば、4heroのアレンジ係。ダンスミュージックのなかで、4 heroほどアレンジにこだわったアーティストは類例がないのではないでしょうか。

今回紹介するpodcastはアレンジマニアのmarc macのルーツを探る上でも非常に参考になります。charles stepneyやrichard evansといった60年代後半から70年代に活躍したジャズやソウルのアレンジャーを特集したmixtapeはかなり面白い内容になっています。アーティスト、レーベル、プロデューサーにフォーカスを当てたmixtapeはあまたあれど、アレンジャーにフォーカスを当てたものは相当にレアでしょう。

是非ご賞味あれ。


http://marc4hero.podomatic.com/