2014年6月1日日曜日

collective vol.33 -10th Anniv. Party- ありがとうございました!





















2014/5/24(土)のcollective vol.33 10th Anniversary Partyにお越しいただいた皆様、どうもありがとうございました。
 
当日の大阪は最高の天気で、10年前の第1回開催(2004/6/20)も同様に最高の天気で、このパーティが音楽の神様に護られていると思ったものでしたが、今回もそんな明るく温かい一日でした。パーティの写真をアップしました。
 
2014.05.24(sat) collective vol.33 -10th Anniv. Party- @ 雲州堂

 
 
実はcollectiveの第1回には写真が1枚もありません。残っているのはフライヤーとpress collectiveの余りだけです。なんとなく忘れていたのか、そんな特別視もしてなかったのか、今となっては忘れてしまいました。あの頃の気持ちはなんとなく覚えていますが、写真などの具体的なものがなく、曖昧な記憶になっているというのもまたよいものです。
 
 
これまでサポートしてくれた面々、久しぶりの方、はじめての方、(collectiveよりも若い)子どもたちなど多くの方々がパーティを祝福して下さり本当に感謝の気持ちでいっぱいです。僕もいくぶん飲み過ぎましたし、普段はしない記念撮影などしてしまいました(笑)
 
 
10周年のスペシャルゲストにはDJとしてOORUTAICHI氏をお迎えしました。ハウスセットによるグルーヴィなDJingを楽しませていただきました。彼とtawakiは長い友人であり、collectiveメンバーの何人かは学生時代に一緒にイベントをやったりしたこともあり、こうして長い時間を経て、10周年という機会にゲストにお迎え出来たことは大変光栄でした。
 
 
10年は長く、あまりに多くの変化がありました。年月が経つにつれ、ますますcollectiveというパーティの名前、そのあり方には、妥当性や意義を感じています。なぜだかよくわかりませんが(いや、わからなくもないんですが)、大人になっていくと、人が集まるためには不思議となんだか理由が必要になってきます。10年前になんとなくそのことに意識があって、僕らがこの先バラバラになってしまわないために提供できる"理由"は、音楽にまつわるものだろうという直感によってパーティの種は生まれています。そこにDavid Mancusoの”The Loft”の思想をミックスし、雲州堂という温性ある素晴らしい空間と出会い、パーティは始まりました。
 
 
ちょうどcollectiveの週明け、2014/5/26(月)のDommuneで”HOUSE definitive”というハウスミュージックの特集を放送していたので流していたのですが、そのなかで「ハウスミュージックは共同体の音楽である」旨の話が出ていて、collectiveが音楽的にはハウスミュージックを中心においていることもある種自然な流れだったのかなと妙なシンクロがありました。
 
 
これまで訪れてくださったすべての皆様、出演・協力してくださった皆様、雲州堂・IOR?Iのスタッフの皆様、プレイした全てのレコードとプレイされなかった全てのレコードに感謝します。
 
 
今回はひとつの区切りとなりましたがcollectiveは続きます。次回も平熱と微熱の間、日常と非日常の間くらいのゆるやかな祝祭として、なんとなく集うことのできる部屋として皆様をお待ちしています。これからもよろしくお願いします。
 
 
collectiveの翌日、二日酔い気味の体をひきずって歩いていたら、夏の日差しになっていることに気づきました。季節の変わり目に気づいた時というのはなぜだかいつも甘苦い気持ちになります。皆様の夏が、今年も暑く、暑く、暑く、なりますように。また夏が終わりに近づいた頃にお会いしましょう。